夢をはぐくんだ場 百合丘


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Posted by けい on January 28, 2011 at 12:21:01:

【神奈川】
「夢をはぐくんだ場 百合丘」路上ライブからメジャーデビュー ヒップホップグループ「PENGIN」
2011年1月26日
PENGINの(左から)346さん、XICOさん、DJカットーさん=東京都港区赤坂で


 小田急線新百合ケ丘駅前(川崎市麻生区)の路上ライブ活動から、メジャーデビューしたヒップホップグループ「PENGIN(ペンギン)」。メンバーが住んでいた百合丘(同区)への思いをつづった歌「百合の花咲く丘で」のCDシングルが先月、EPICレコードジャパン(本社・東京都港区赤坂)から発売された。ボーカルのXICO(キシコ)さん(27)は「百合丘は、夢をはぐくんできた場所。思い出の場所を振り返って、ひたむきな思いを伝えたかった」と話す。 (平木友見子)

 「PENGIN」は、いずれも沖縄県うるま市出身のXICOさんと、346(サンシロウ)さん(27)、DJカットーさん(27)の男性三人組。グループ名から、あえて本来の英語のつづり(penguin)の「U」を抜いて「未完成」を表現し、「U(you=あなた、ファン)が加わって、ペンギンが飛び立てるように」の意味を込めたという。

 二〇〇〇年に結成し、〇六年、「全国区でメジャーになりたい」と三人で上京。都内の不動産店で紹介されて移り住んだのが百合丘だった。

 つてもコネもないまま「地道にやっていけば、絶対に売れる」という期待を胸に、新百合ケ丘駅前で路上ライブを続けた。ディスカウントショップで買ったラジカセで曲をかけ、歌った。電池を買うお金もなく、「三人でじゃんけんをしてだれが負担するかを決めたのもいい思い出」という。

 「一人、二人にしか立ち止まってもらえず、逆にいい緊張感があった。絶対、この人たちを逃さないぞ、と感情を込めて歌った」と346さんは振り返る。

 「誰かと出会うかもしれない」。「何かあるかもしれない」。期待を込めて、自分たちの歌をCD−Rに録音して、活動の場を小田急線沿線の町田や下北沢などのライブハウスなどにも広げ、配って歩いた。

 その努力が奏功し、〇八年にメジャーデビュー。六枚目のCDシングルとして、「百合の花咲く丘で」をリリースした。

 百合の花言葉は「純潔」。「夢に向かってまっすぐ、真っ白な思いで進んでいったあのころの自分たちの思いも重ね合わせた」とXICOさん。

 百合丘は、三人にとって、始まりの場所であり、初めて雪を見た思い出の場所でもある。DJカットーさんは「いろいろな人たちが支えてくれた百合丘に、いつか恩返しができれば」と夢をふくらませていた。




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