エコプラザ多摩 一般質問されますね


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Posted by けい on June 16, 2007 at 23:58:46:


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● 6月議会一般質問要旨 エコプラザ多摩の安全性について

   住田の一般質問 6月20日(水) 午後2時20分頃の予定です
     詳しくは議会事務局042−338−6898

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住田の一般質問
          
2007年6月  住田 啓子

 エコプラザ多摩の安全性について 

                〜 化学物質過敏症 危険性の有無 〜 

 1999年より稼働しているエコプラザ多摩の安全管理について市はこれまでトップレベルの安全対策を施した施設であると市民に対して説明がなされています。 
 今回の設備改修についても 昨年7月24日の夜、市環境課職員より古紙選別圧縮梱包装置の移設並びにペットボトル以外のプラスチック選別圧縮梱包装置新設の説明が永山団地自治会関係者にあり私も同席しました。私は9月議会前にも市からほぼ同様の説明をうけ、安全対策についても環境調査、設置場所の地下化、エアカ−テン等により、万全を期しているとの答弁でした。補正予算議決についても周辺住民への説明責任を果たすことを条件に賛成をしました。

 しかし、年が明け、2月24日私も同席しましたエコプラザ多摩での施設改修工事説明に対して、多くの参加者から杉並病発生の危険性、化学物質過敏症との関連についての質問があり、それに対して「100%安全とはいえない」との答弁に、私は一抹の不安を覚えたのです。その後3月議会に、川崎市麻生区はるひの野住民による「エコプラザ多摩」廃プラスチック中間処理施設計画の見直しを求める陳情書が出され、私は事の重大さに気づいたのでした。私は陳情を採択すべきとの立場でしたが、本会議に出される前に建設環境常任委員会で審査未了になってしまったのです。

 4月の選挙が終わり、はるひ野住民・若葉台住民と意見交換をする中で多摩市の杉並病についての認識について疑問をもつようになり、活性炭による安全対策についても不安感がぬぐえなくなったのです。
 杉並病の原因については生ゴミが原因であるとする東京都清掃局の見解(生ゴミ保管時に発生した硫化水素が下水管を通して住宅に侵入・発症)と公害等調整委員会・政府機関の見解は廃プラ圧縮の際生成する有機物(名称の分かったもの及び特定出来ないもののうち、いずれか或いは混合)が何らかの経路で住民に作用し発症(発症物質名は不明)との二つの公的機関の見解があります。
東京都被害認定審査会(2001.1.30)は健康被害の賠償請求を行った6人全員に対して、その症状の原因が硫化水素であると認定することは出来ないと結論し、6人全員の損害賠償請求を却下しています。
 杉並病が従来の化学物質過敏症に類似した症状を呈することが事実であれば、公害等調整委員会の見解が正しいことになります。

 このように、杉並病は行政機関の公共施設が公害の発生源であることは確かですし、化学物質の排出により、周辺住民の健康被害を招いたことがほぼ確実となった新たな公害病といえるのではないでしょうか。
 エコプラザ多摩はきれいなプラスチックのみ圧縮するので杉並中継所の設備とは全く性格が異なるものであるので杉並病は発生しない。(たま広報10403月20日号)全国900自治体がプラスチックの圧縮・梱包を行っているが健康被害は発生していない。(3月7日付議員各位、文書)
 市民にとって最も気がかりなのは健康被害であり、特に化学物質過敏症については一度発症すると、ごく微量の化学物質により症状が現れることから活性炭の効果も万全ではないのです。にもかかわらず、健康被害はない(4月14日、川崎市麻生市民会館で質問に対する回答 多摩市公式ホ−ムペ−ジ)

公害病・汚染問題はもともと生態系の物質循環の中に組み込まれていなかった物質が大気や水、土壌の中に拡散したものです。大気中の窒素酸化物・硫黄酸化物、それらに起因する酸性雨、産業廃棄物やその排水、内分泌攪乱性化学物質(環境ホルモン)を代表する有機汚染物質による人体への影響が問われているのです。
 このような汚染問題について、杉並病の全国的発生・蔓延防止のため地道に思索を続けておられる多摩市在住の勝木渥氏(理論環境学者・物理学者、元信州大・高千穂商大教授・杉並区環境審議会初代会長1997.7〜2001.6)は汚染問題について一定の示唆をされています。
           

すでに毒性が証明された法定化学物質だけが問題なのではない、全ての化学 物質を視野にいれよ

焼却(炉)だけが問題なのではない、あらゆる廃棄物処理工程を監視せよ

温暖化だけが問題なのではない 放射性廃棄物 有害化学物質を無視するな(高千穂論叢 第34巻第2.3号合併号177頁)
 以上杉並病が充分解明されているとはいえない点、活性炭の除去能力の限界を考慮し、専門家による委員会をつくりプラスチック処理工程の安全性について再検討すべきとの立場から以下質問します。

杉並病の原因について多摩市の見解は生ゴミが原因であるとして、都清掃局 の硫化水素説をとっているが、杉並病の症状が化学物質過敏症に類似している ことをどのようにとらえているのか。
                  
許容濃度が基準値以下であっても、複数の化学物質が化合して猛毒化学物質 となる可能性があるといわれている。活性炭素の除去能力についての見解をう かがう。
 
たま広報3月20日号ではプラスチック圧縮により発生する化学物質は微量 だから健康被害はないとしているが、毒性は量だけではきめられないと思うが いかがか

全国900自治体の廃プラ圧縮施設で健康被害は発生していないと言い切れ るのか。健康調査は行ったのかどうか。

住民の健康を守るのは自治体の責務です。多摩市の公共施設エコプラザ多摩において、新たな被害者を出さないために、専門家(化学者・物理学者・疫学 者・医師)による委員会をつくり、一定の結論がでるまで廃プラ圧縮施設改修を見合わせることが大切だと思うがいかがか。
   以  上
資料要求; 活性炭フィルタ−の仕様(どんな化学物質が除去出来るのか)
        活性炭フィルタ−設置業者名と実績



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